プロトコル バッファー調製

TBS、TBS-Tの調製

最初に

TBSは「1つ1つの試薬を調製する方法」と「TBSタブレットを溶かす方法」の2つがあります。

1. 1つ1つの試薬を調製する方法

組成

試薬名 必要量(1x1L)
トリス塩基 6.1 g
塩化ナトリウム 8.1 g
塩化カリウム 0.2 g
塩酸 適量

x10(10倍濃縮を調製する際は10倍量を添加してください。

プロトコル

  1.  約900 mLの超純水とスターラーを1Lビーカーに入れる。
  2. 6.1 gのトリス塩基、8.1 gの塩化ナトリウム、0.2 gの塩化カリウムを添加し、マグネチックスターラーで全て溶けるまで攪拌する。
  3. 塩酸でpHを合わせる。(7.2~7.6に合わせているプロトコルが存在する。)
  4. 全量を1Lのメスシリンダーに移す。
  5. 約30 mLの超純水をビーカーの壁面内側にかけ、液をビーカーに移す。
  6. 超純水で1Lにメスアップする。
  7. (オプション:必要に応じてオートクレーブをする。)

2.TBS(-)タブレットを溶かす方法

下記のメーカーの商品がよく使用されています。

  1. タカラバイオ
  2. メルク
  3. サーモフィッシャー

3.TBS-Tの調製

1 LのTBSに0.5 mLのTween-20を添加する。

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